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ウェハレーザーマーキングシステム
PCP-LM8




〈オプション機能〉SLMモードの採用によりタクト大幅改善

SLMモードとは、"Stored Layout Marking"の略でタクト改善を目的として開発した
データ処理方法を指します。
このモードは、レーザコントローラの内蔵メモリを使用し、マーキング処理方法を
高速化するもの(※1)です。

PCP-LM8標準モード比約30%向上(※2)、PCP-105LM比約50%向上(※2)のタクト改善が
見込めます。


※1 前提条件は、スケーリングOFF、マトリクスマーキングモード(ロット内同一印字)となります
※2 当社調べ(ロット構成枚数、印字条件、プローバの設定値等によりタクトは変わります)


UV波長による高発色とダメージレス

基本波長(1,064nm)に比べて、UV波長(355nm)は素材への吸収率が格段に高く、
視認性の高いマーキングが可能です。
また、製品へ熱ストレスを与えないため、ダメージを抑えることができます。

サンプルA(BGなし品)
・文字サイズ
・塗り潰し●
・文字間隔
・印字深さ



0.3mm×0.15mm
φ0.3mm
0.05mm
2.2μm

サンプルB(BGあり品)
・文字サイズ
・塗り潰し●
・文字間隔


0.3mm×0.15mm
φ0.3mm
0.05mm


極小スポットによる微細マーキング

基本波長(1,064nm)に対しUV波長(355nm)は1/3のため、その分スポットサイズを
細かく絞ることができ、限られたスペースに極小文字で印字ができます。

印字可能な最小サイズで印字
・文字サイズ
・塗り潰し●
・文字間隔
・印字深さ



0.08mm×0.08mm
φ0.08mm
0.05mm
2.6μm

英数字36文字を0.1mm□で印字
・文字サイズ
・文字間隔
・印字深さ


0.1mm×0.1mm
0.05mm
1.6μm


サンプルマーキング機能

材質を選択するだけでソフトが自動で条件を抽出。
印字結果一覧から最適条件がすぐに見つかります。
通常であれば経験を要する印字条件設定も簡単に短時間で完了します。




予知保全機能

レーザヘッド内にパワーモニターを標準装備。
レーザー機器に最も重要な「レーザパワー」の管理を簡単・確実に実現します。


操作性

プローバに搭載する機能は、従来機(PCP-105LM)を継承。
安定した生産性を保証します。

・6インチ、8インチウェハ対応
・独自のウェハチャッキング方式
・高精度アライメント
・分割マーキング、個別マーキング対応

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